教育という視点から見えてくること

教育は子どもへの贈り物であり投資でもあります

「遅くにできた子どもほど可愛い」とは昔からよく言われることですが、昨今の晩婚化および少子化を受け、教育に関する環境や文化といったものも変化してきています。
その特徴は、大きく分けて2つあるといえるでしょう。
1つ目の特徴は、教育の開始時期の低年齢化です。
例えば、30年前は小学校一年生で「あいうえお」を教えてもらっていました。
今でも学習指導要綱としては小学校で「あいうえお」から開始するとはいえ、今や幼稚園や保育所でも平仮名・カタカナが読めることは当たり前になっています。
幼稚園も少子化を受けて他の園と競合するようになってきましたから、読み書きや体育、英語、知能開発などの授業を設けることで、各幼稚園独自のウリを作る傾向にあります。
また、未就園児に対する幼児教室なども盛んです。
これは、少子化・核家族化を受けて、母子ふたりきりでは日中の時間を持て余してしまうと感じる親をターゲットにしているとも言えるでしょう。
さて、2つ目の特徴は何かというと、教育にかける費用の増加です。
これには様々な側面が考えられますが、まず1つ目は、上記のように教育の開始時期の低年齢化が挙げられます。
小学校に上がる前から年間数十万の教育費を習い事やお教室に使っている家庭も少なくありませんし、私立の幼稚園や保育園が増えている分、そちらの費用も増加傾向にあります。
教育にかける費用の増加についての2つ目の側面は、少子化にあります。
「うちは一人っ子だから(あるいは、二人しかいないから)できる限りのことはしてやりたい」という親心から、子どもの教育にかける金額が増える傾向にあります。
教育にもトレンドがありますので、今の教育文化・教育環境が、10年後・20年後にどう評価されるかはわかりません。
ですが、教育というのは親から子どもへの贈り物であり、また、子どもへの投資でもありますので、各家庭にとって良い教育とは何かを考え、最善のものを与えてあげたいものです。